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<title>馬英九総統２００９年元旦祝辞 - 台湾ニュース - 台北駐日経済文化代表処 台北駐日經濟文化代表處</title><script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"></script><script type="text/javascript">_uacct = "UA-1472270-12";urchinTracker();</script><link rel="stylesheet" type="text/css" href="/xslgip/Japan/css/cp.css"/>
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<h1>馬英九総統２００９年元旦祝辞</h1>
<div class="Date">発信日時：2009/1/3</div>
<div class="Body">
<p>馬英九総統２００９年元旦祝辞<BR/> <BR/>　馬英九総統は１月１日、総統府の大講堂で開催された中華民国９８年の開国記念日および元旦を祝う式典に出席し祝辞を述べた。馬総統はこの席で、過去１年、台湾は数々の特別な意義のある歴史的瞬間を過ごし、民主主義の発展、両岸関係、国際参加の３つの領域において、重要な歴史の一里塚を越えてきたことを強調した。また、馬総統は、新しい１年を展望するにあたり、経済的には依然厳しい状態にあるが、恐れる必要はなく、これらの試練を鍛錬の機会に変えるべきだと呼びかけた。馬総統は、台湾をグローバル研究開発センター、アジア太平洋経済貿易センター、海外進出台湾企業の営業本部にするという３つの目標に向かって取り組むほか、台湾の経済の発展は両岸経済貿易投資がもたらす成果だけに依存することはできないことから、両岸および海外市場のビジネスチャンスの拡大発展に努力すると同時に、自分自身で国内需要を拡大しなければならないと訴えた。馬総統は、今後公共建設の特別予算を拡大し、交通、環境、農業、都市リニューアル等の各方面において、民生に関わる重要なインフラ建設プロジェクトを推進し、国民の生活の質と産業界の経営環境の改善を図っていくことを表明した。以下はその全文である。<BR/> <BR/>　　　　　　　　　　○　　　　　　　○　　　　　　　○<BR/> <BR/>　本日は中華民国の開国記念日であり、われわれは民国９８年（２００９年）の到来をここに迎えました。過去１年を振り返ると、台湾は数々の特別な意義のある歴史的瞬間を過ごしまし、民主主義の発展、両岸関係、国際参加の３つの領域において、重要な歴史の一里塚を越えてきました。同時に、世界的な金融危機が引き起こした衝撃を受け、わが国はここ数十年で最も深刻な経済的挑戦に遭遇し、われわれは片時も気を緩めることができません。<BR/> <BR/>　新しい１年を展望するにあたって、経済的には依然厳しい状態にありますが、われわれは恐れる必要はなく、これらの試練を鍛錬の機会に変えるべきなのです。外からの荒波はわれわれに自信と忍耐力を試しており、国際環境の圧力はわれわれにさらなる知恵と勇気を刺激し、台湾の新たなパワーを起動させるものです。<BR/> <BR/>　過去１年、台湾の政治は新たな歴史的ステップに入り、われわれの民主主義政治は二回目の政権交替をスムーズに成し遂げ、強固な民主主義と統治機能が向上した時代に入りました。半年間のうちに、監察院は速やかにその機能を回復し、五権憲法体制が全面的に正常に機能するようになりました。政治の汚職は効果的に正され、クリーン政治の新たな風格が確立されました。<BR/> <BR/>　過去１年、両岸関係もまた歴史的な転換を迎えました。両岸両会[海峡交流基金会（海基会）と海峡両岸関係協会（海協会）]の定期的協議が速やかに再開され、両岸関係も正式に経済貿易関係の全面正常化の段階に入りました。昨年１１月には第２回江・陳会談（江丙坤・海基会理事長と陳雲林・海協会会長の会談）では大きな成果が得られ、絶対多数の国民が望む空運の直航、海運の直航、郵便の直接配達の「大三通」が実現しました。<BR/> <BR/>　過去１年、台湾の国際的イメージと国際的地位は明らかに改善されました。台湾海峡は東アジアの国々が憂慮する衝突の発火点ではなくなり、われわれのあらゆる重要な友好国の本音では、台湾はすでに東アジアのピースメーカーとなることに成功したと見ています。昨年、５月２０日の就任前、副総統当選者となった蕭万長先生が中国大陸で開催された博鰲フォーラムに出席し、同１１月には、連戦先生が台湾を代表してアジア太平洋経済協力（ＡＰＥＣ）経済首脳会議に初めて出席し、アジア太平洋の国々の注目を集めました。<BR/> <BR/>　これらが示すとおり評価に値する大きな突破がありましたが、行政チームは手放しで喜ぶことはできませんでした。なぜなら、昨年は米国のサブプライムローン危機が金融津波を引き起こし、全世界を巻き込み、その蔓延するスピード、衝撃力の大きさ、波及する面の広さが、人々の予測を超えるものだったからです。銀行のリスク管理能力を強化するために、政府は果敢に利率の引き下げの措置を遂行し、昨年１０月上旬にはアジア各国に先駆けて、国内銀行の預金残高全額保障を実施し、国内の金融情勢を効果的に安定させました。景気の急速な悪化を防ぐため、政府は「景気対策経済振興方案」を打ち出し、同時に公共投資、消費の刺激、雇用の促進を拡大することで、国際競争力のある産業を積極的に支援しました。<BR/> <BR/>　このように、目下の経済情勢はきわめて厳しく、われわれは失業の不安を抱える人々からの陳情を数多く受け取りました。私はそれらを聞いた後、同じように不安と悲しみを感じました。私が全国の企業主に呼びかけたいのは、従業員は企業にとって最大の資産であり、可能な範囲内で、できるだけ人員削減をせず、従業員と手をとりあって努力し、この不景気を乗り越えてほしいということです。<BR/> <BR/>　失業率の上昇をくい止めるため、現在進めている１２万人の就業プロジェクトのほか、劉兆玄・行政院長が一昨日（１２月３０日）の年末記者会見で発表したように、労働者「充電チャージ」プロジェクトを推進し、「無給休暇」の労働者の職業訓練を一人あたり１万元（約３万円）、半年間で１６万８，０００人に恩恵があるよう支援します。このほか、「愛台１２建設」（台湾を愛する１２項目の建設プロジェクト）を推進し、４年間で２２万人の雇用チャンスを創出します。新興国市場の受注を拡大発展させるための「新鄭和計画」は、８５億元（約２５５億円）を投入し、５，４００億元（約１兆６，２００億円）の対外貿易額が得られることが見込まれ、２０万人以上の雇用チャンスを守ることになるでしょう。<BR/> <BR/>　政府は短期および中長期雇用促進方案を推進し、企業の融資取得を支援するほか、必ず労働者の心情を考慮し、企業の安定雇用を積極的に支援します。失業した労働者が適切な職業訓練や再就職のチャンスを得られるように支援します。そのほか、関係省庁は失業によって低収入家庭の経済困窮が引き起こされることに特に注意するとともに、そうなったときには、緊急支援を行い、苦しい状況を乗り越えられるよう支援します。<BR/> <BR/>　国民の皆様、台湾の経済成長は長きにわたって対外貿易に依存していたため、世界的な経済衰退の影響を簡単に受けやすくなっています。しかし、われわれの経済体質は健全です。その他アジア各国と比較して、台湾の外貨準備高は豊富であり、家庭および企業の負債額は低く、企業の柔軟な危機対応能力は高く、銀行の不良金融資産の比率は小さく、外部からのリスクを防ぐ能力にも比較的強固なものがあります。したがって私は、自信をしっかりと持ち、台湾人の勤勉、強靭、忍耐強い精神を十分発揮し、政府と民間が緊密に協力し合い、企業と労働者が苦難の時を共有しさえすれば、われわれは必ず経済的な難関をクリアできると信じています。<BR/> <BR/>　しかしながら、今回の世界的な経済衰退を大事に至らず乗り越えることは、われわれが直面している最大の試練というわけではありません。われわれがはっきりと認識しなければならないのは、今回の金融津波の後、世界は経済圏がスピーディーに再編される時期に突入し、国家競争力の強弱も鮮明に区分されるようになるということです。ある国は新たな知識経済競争およびグリーン産業革命のなかから芽を出すでしょうし、ある国は効果的な経済体質の改造ができなかったために長期的な停滞に陥るでしょう。これらのことから、われわれが直面している最大の試練とは、グローバル経済の拡張の動きが再起した際に、台湾が新たな国際競争のなかで立ち上がれるかどうかということなのです。<BR/> <BR/>　ますます波が激しくなる中で、われわれはより遠方に目標を定めて、より安定した国家方向の舵取りをしなければならず、ますます経済情勢が厳しくなれば、政府はより緻密な公共資源の配分計画を立て、最も効果的な経済体質の改善の戦略を追求しなければなりません。このことから、今年政府が「愛台１２建設」を含む経済振興政策を続けて推し進めるのは、目に見える短期的な緊急救済効果だけではなく、いかにして台湾の新しい国際競争力を伸ばし、台湾経済の新しい核心的価値を創造するかということなのです。<BR/> <BR/>　今後政府は、台湾をグローバル研究開発センター、アジア太平洋経済貿易センター、海外進出台湾企業の営業本部にするという３大目標に向かって、全力で取り組みます。これらは今後、国家競争力を全面的に向上させる３大主軸となるものです。この３大主軸の核となる戦略が人材の育成です。台湾は土地が狭く、天然資源が限られています。人材資源こそが台湾の最も大切な資産であり、知識経済時代の国家競争力の根本となるものです。今後、政府は教育、科学技術、文化の分野にさらに多くの資源を投入して、積極的に台湾の人材を育成し、人口構成の長期的変化の趨勢に合わせて、高等教育の資源配置を調整し、さらに台湾社会の自由、多元的、開放的な特徴を十分に活用して、全世界の人材が台湾に根を下ろすようにします。<BR/> <BR/>　世界経済が深刻な衰退に陥っている際に、われわれは外部からの圧力を内部の大ナタをふるった改革のエネルギーに変えるべきです。外部の衝撃が大きければ大きいほど、われわれは勇敢に現状を打破し、より大きな改革を起動させ、台湾の経済構造、国民生活の質および政府部門の徹底的な改造を進めなければなりません。<BR/> <BR/>　したがって、政府は本年から国土保全計画を全面的にスタートさせ、段階的に山間部の保護、河川治水整備と海岸線の改修を行います。そのうち、淡水河、大甲渓、濁水渓、高屏渓の４大流域の総合治水整備事業は、必ず迅速に行動に移し、予定通りの進度で完成させ、効果的に台風による浸水や河川汚染問題の解決を図らなければなりません。<BR/> <BR/>　国土保全を推進すると同時に、われわれは政府組織の改造も進めなければなりません。政府改造の目的は、「簡素、柔軟、機能的な政府」を構築して、国家競争力を大幅に向上させることです。この政治工程はすでに２０年あまり構想が温められてきましたが、一部の反対で実現できませんでした。今年、われわれは決意して、さまざまな困難を排し、行政院組織法の改正作業を進め、部会（省庁）の数や機能を合理的に調整し、社会各界の期待に応えるものです。私は、組織改造を経た後に、政府の国民へのサービス機能がより充実したものとなり、企画および実行能力を増強させることで、各重要国家建設プロジェクトがスムーズに完成できるものと信じています。<BR/> <BR/>　文官体制改革は政府再建工程の中の重要な一環です。政府が国民の困難に対応し、困難な状況を打破するには、優秀な文官チームが必要です。考試院は「国家文官学院」を設立するプロジェクトを進め、人材育成の資源を結集させようとしています。行政院も人事制度改革を進め、公務員の採用、訓練、賞罰、昇進試験等を時代の歩みに合わせていきます。同時に、わが国はすでに二回の政権交替を経て、行政中立の文官体制を構築することについては、時期がすでに成熟したといえます。今後、考試院は行政中立の法制化から着手し、行政チーム中立の風紀を醸成し、政党政治と文官体制間の相互補助、良好な発展を構築させていきます。<BR/> <BR/>　台湾海峡平和の維持と両岸関係の良好な発展を導くことは、与野党が努力すべき共通の方向です。「大三通」がスムーズにスタートできたのも、民進党政権時代に「小三通」と「祝日チャーター便」の政策に力を入れたからです。「大三通」の後、台湾と大陸の経済貿易関係が日を追うごとにますます密接となり、両岸の民間交流もまたさらに頻繁となることは、台湾にとってチャンスであり、またチャレンジでもあります。台湾はこの機会にグローバル経済の中の位置づけを高めると同時に、両岸経済貿易関係が日を追うごとにますます深化する際に、積極的に中華民国の主権と台湾の尊厳を守り、自己の政治、社会、文化の特質を効果的に発揮して、台湾の両岸関係に対する長期的な発展、前向きな連動効果を発揮しなければなりません。<BR/> <BR/>　しかし、われわれが留意しなければならないのは、台湾の経済の発展は両岸経済貿易投資がもたらす成果だけに依存することはできないということです。両岸および海外市場のビジネスチャンスの拡大発展に努力するほかにも、自分自身で国内需要を拡大しなければなりません。一方で景気を刺激し、もう一方で自己の経済体質を強化して、将来の回復のため十分に準備しなければなりません。そこで、政府は公共建設の特別予算を拡大し、交通、環境、農業、都市リニューアル等の各方面において、民生に関わる重要なインフラ建設プロジェクトを推進し、国民の生活の質と産業界の経営環境の改善をはかります。<BR/> <BR/>　国民の皆様、世界経済の厳しい試練に直面し、全国民は一致団結して、与野党やブルー・グリーン（国民党系・民進党系）の区別なく、一同が手を携えて経済を救わなければなりません。政府は国民による監督と鞭撻を必要としており、絶対に野党や民間の声を無視することはありません。われわれが今後誠意をもって、国家発展の目標および政策について、野党や民間と積極的に意思疎通をはかることは、基本的なコンセンサスを形成するのに有利となり、改革を推進し、景気の低迷を打破して台湾を前進させるパワーを牽引するものとなるのです。<BR/> <BR/>　全国民が経済の衰退と必死で戦っているとき、私は仕事を失った労働者、生計が困窮した家庭、年を越すのが難しい企業などのことを思うと、常に安心できません。私はまず公務員の皆様方に一年の労苦に感謝を申し上げたうえで、この場を借りて一言申し上げたいことがあります。公務員の仕事は景気の影響を受けず、比較的保障されているからこそ、ここ最近の国民の痛みを体感し、自ら積極的な精神を発揮して、オフィスの外に出て、民間の問題を発掘し、問題の解決をはからなければなりません。「法に基づく行政」は保守的になって責任から逃れる口実になってはならず、法律で禁止されていること以外は、公務員は国民の利益のために、国民の幸福のために積極的に動くべきなのです。仮に現状の手続きが遅くて進まないのであれば、古い規則に縛られないで、従来のパターンから抜け出すべきなのです。中央から地方まで、公務員一人一人が観世音菩薩のように「助けを求める声を聞く」という慈悲の心を持って、常にいかにして困難を克服し、国民が抱える問題の解決の手助けになるかということを考えなければなりません。必ず覚えておかなければならないのは、国民への手助けが間に合わなかったときは、何も手助けしていないのと同じことだということです。<BR/> <BR/>　最後に、私はこの場を借りて、国民の皆様からの過去一年の行政チームへのご鞭撻とご声援に感謝を申し上げます。新しい一年においても、引き続き皆様からのご批評やご指導を期待しております。<BR/> <BR/>　数日前、台湾南部であるおじさんが私に「総統、台湾は、しっかりやれば、必ずよくなる。希望を失ってはならない」と言いました。このおじさんは「私たち台湾人はもっと苦しい道のりを歩いてきた。第二次大戦のとき、私たちは白米がすべて配給だった。いまは、経済の基盤があり、社会は発展している。景気は悪いが、私たち台湾人は自信を失ってはならない。しっかりと、これからも頑張ろう！　明日の幸福は、必ず私たちのものだ」と言いました。<BR/> <BR/>　私は信じています。このおじさんの気持ちは、すべての台湾人の気持ちであることを。われわれ台湾人は、勤勉で、頑張ることをよしとし、あきらめない。われわれがお互い支えあって努力を続ければ、最後には必ず成功が得られるのです。<BR/> <BR/>　国民の皆様、人生には星のようなときもあれば、月のようなときもあります。いま私は皆様が大変苦しいことを知っています。これほど苦しい日々にあっても、われわれは共に、祖先から受け継いだ苦しさに耐える我慢強い精神を発揮して、歯をくいしばって、この苦境を乗り越えれば、遠くないうちに、われわれは月の光を見ることができるでしょう。<BR/> <BR/>　新年を迎えるにあたり、私はここに皆様方のご健康と、家族安泰、願望成就を祈念いたします。<BR/> <BR/>【総統府　２００９年元旦】<BR/></p>
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