亜東関係協会の邱会長、「台日関係は新たな段階へ」

亜東関係協会の邱会長、「台日関係は新たな段階へ」

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 中華民国(台湾)の対日本窓口機関、亜東関係協会の邱義仁会長は13日夜、「台日関係は新たな段階へ進んでいる」とし、経済・文化分野の交流にとどまらず、中華民国政府が掲げる「新南向政策」を、日本と共に推進していきたいと述べた。「新南向政策」とは、東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアなど18カ国との関係を深める政策。経済・投資・貿易分野だけでなく、民間交流、文化、教育など多面的なパートナー関係の構築を目指すもの。

 公益財団法人交流協会台北事務所(日本の対台湾窓口機関であり、その台北事務所は台湾における日本大使館に相当する)は13日夜、台湾北部・台北市内のホテルで日本の天皇陛下の誕生日を祝賀するレセプションを開催した。来賓として招かれた亜東関係協会の邱会長は、日本語で祝辞を述べた。邱会長は「台日関係は新たな段階へ進んでいる」とし、台湾は日本と経済や文化方面での交流を継続させるが、双方はほかにも様々な課題について話し合う必要があり、それには例えば安全保障の強化や、科学、防災などの議題があるが、中華民国が掲げる「新南向政策」を、台湾と日本が共に推進することも可能だと述べた。

 また、外交部(日本の外務省に相当)の李大維部長(大臣)は、中華民国(台湾)と日本の友好関係は極めて緊密であり、これまで重大な災害が発生するたびに、双方の住民は互いに暖かい手を差し伸べて共に難関を乗り越えてきたと指摘。5月20日に発足した新政権は、日本との関係を重視しているとした上で、双方は互いに重要な貿易パートナーであることから、できるだけ早く日本と「経済連携協定(EPA)」を締結し、双方の貿易・経済・投資を促進すると共に、台湾と日本の企業によるASEAN(東南アジア諸国連合)及び南アジア市場の開拓を支援していきたいと述べた。

Taiwan Today:2016年12月14日

写真提供:中央社
 外交部の李大維部長(左から2人目)と亜東関係協会の邱義仁会長(左)は13日夜、公益財団法人交流協会台北事務所が台北市内で開催した「天皇誕生日祝賀レセプション」に出席した。写真右は乾杯の音頭をとる交流協会台北事務所の沼田幹夫所長(日本大使に相当)。