蔡英文総統、ソロモン諸島の政府と国民に感謝

蔡英文総統、ソロモン諸島の政府と国民に感謝

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 蔡英文総統は外遊先のソロモン諸島で現地時間2日夜、フランク・カブイ総督とマナセ・ダムカナ・ソガバレ首相などをもてなす晩餐会を開催した。蔡総統は晩餐会のあいさつで、「今回のオセアニア友好国訪問の旅は、まもなく終了する。台湾の住民を代表して皆さんに感謝の言葉を伝えたい」と述べ、ソロモン諸島の政府と国民の温かいもてなしに感謝した。蔡総統は10月28日に台湾を出発し、オセアニアにある中華民国(台湾)の国交樹立国3か国(マーシャル諸島、ツバル、ソロモン諸島)を順次訪問している。

 蔡総統は、「今回の訪問では、さまざまなプロジェクトを視察した。これこそ自分が強調してきた『堅実外交』、つまり『自分の目で見て、自分で体験する』ことの実践だ」と感想を述べた。

 そして、今回の訪問で、ソロモン諸島の人々の情熱のほかで最も印象的だったのは、台湾の技術支援団や医療支援団だったと指摘。台湾の医療支援団は今年の夏、ソロモン諸島で深刻な水頭症を患う新生児の手術を成功させた。また、台湾の技術支援団は、ソロモン諸島のKAODAVEにある職業訓練学校で、学生の栄養状態を改善するため、食料の自給率を高める取り組みを行っている。特に台湾の技術団がソロモン諸島の人々と協力して種豚「SOLROC」を開発したことは、「非常に誇らしいことだ」と称賛した。

 蔡総統は、台湾の技術支援団や医療支援団がソロモン諸島で行っている取り組みや努力についてよく理解し、関係者の心にある理想と情熱を感じ取ることができたと述べた。蔡総統は特に、技術支援団の薛烜坪団長の子弟がソロモン諸島の高校に在籍していることを挙げ、薛烜坪団長に対して「家族によろしく伝えて欲しい。技術団の取り組みの全てを、台湾が誇りに感じていることを彼らに知らせて欲しい」と伝えた。

 蔡総統はさらに、これからも継続しているプロジェクトであれ、これから執行する新たなプロジェクトであれ、いずれも「台湾が国際社会において必要不可欠な一員であること。台湾には、助けを必要とする友人に最大限の支援を提供する能力と義務があることを証明するものだ」と述べた。

蔡総統は現地時間3日正午近く、専用機でソロモン諸島を出発。米領グアムに立ち寄り、11月4日に帰国することになっている。

Taiwan Today:2017年11月3日

写真提供:中央社
 蔡英文総統(後方中央の座っている女性)は外遊先のソロモン諸島で現地時間2日夜、フランク・カブイ総督(後方左の座っている男性)とマナセ・ダムカナ・ソガバレ首相(後方右から2人目の座っている男性)などをもてなす晩餐会を開催した。