李逸洋・駐日代表が神戸学園グループから都内の社会福祉施設への台湾バナナ寄贈式に出席

台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表は6月27日、東京都庁で行われた「学校法人神戸学園グループ」から都内の社会福祉施設への台湾バナナ寄贈式に出席した。李・駐日代表はあいさつの中で、台湾出身の蔣惠萍・神戸学園グループ総長が東京へ台湾バナナを寄贈したことは、「ふるさとと日本を結ぶすばらしい懸け橋」の役割を果たしたと述べ、蔣・総長の使命感を持った活動に敬意を表した。

李・駐日代表は、「台湾バナナは、1903年に初めて日本に輸入されて以来、両国の絆を象徴する果物です。時代を経て、より一層甘く美味しくなり、今も台湾と日本をつなぐ特別な存在です。」と説明した、さらに、この度のバナナ寄贈を通じて、台湾と日本の食文化交流がさらに深まり、双方の友情のシンボルとなることを願った。

蔣・総長は、「この取り組みは台日友好の一環として始まった。台湾の太陽の恵みを受けたバナナが日本の皆様の健康と笑顔につながると共に、今後も台湾と日本の交流がさらに広がっていくことを願っている」とあいさつした。

寄贈されたバナナは、「社会福祉法人東京都社会福祉協議会（東京善意銀行）」（以下、東社協）を通じて、６月中旬ごろから合計約11万本が都内の高齢者施設、障害者・障害児施設、児童関連施設など465か所の社会福祉施設に届けられた。台湾バナナは香りが良く、甘味と粘りがあり、年配の人たちにとっては懐かしさも加わり、好評を博したと関係者を通じて感想が伝えられた。

寄贈式では、東社協の鳥田浩平・副会長および栗岡祥一・東京都副知事から蔣・総長へそれぞれ感謝状が贈られた。

李逸洋・駐日代表（写真右）、蔣惠萍・神戸学園グループ総長（左）

李逸洋・駐日代表（写真左2）、蔣惠萍・神戸学園グループ総長（左3）、栗岡祥一・東京都副知事（右2）、鳥田浩平・東京都社会福祉協議会副会長（右3）

《２０２５年６月２７日》