李逸洋・駐日代表が台湾の「ニブン合唱団 来日公演・親睦会」に出席

李逸洋・駐日代表が台湾の「ニブン合唱団　来日公演・親睦会」に出席

　台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表は7月27日、高雄医学大学日本校友会主催の「ニブン（Nibun、尼布恩）合唱団　来日公演・親睦会」に出席した。このイベントには、「ニブン合唱団　の成長をいつも支えてきた邱議瑩・立法委員（国会議員）とその夫であり元文化部長（文化大臣）で現在、「中央通訊社」の董事長を務める李永得氏も出席した。李・駐日代表は、第7回「東京国際合唱コンクール」へ参加のため来日した「ニブン合唱団」を歓迎する挨拶を行った。彼らはコンクール終了後すぐにこの公演に参加した。メンバーの天にも昇るような歌声を生で聴くことができ、会場の誰もが幸せな気持ちになった。

　李・駐日代表はさらに、「ニブン合唱団」設立の感動的な物語りを紹介した。それによると、合唱団のリーダーで歯科医の陳俊志氏は、モーラコット台風（2009年8月発生）後の復興再建事業に参加し、六亀地区の僻地教育に尽力した。陳医師は「尼布恩人文教育関懐協会」（ニブン文化教育福祉協会）と合唱団を設立し、地元の子供たちに歌を通して希望を広げるよう促し、多くの子供たちも感銘を受け、医学への道を歩み始めた。

　また、李・駐日代表は、中国が今回のコンクールが開催されている中で、台湾チームを政治的に弾圧し、政治を用いて芸術表現に干渉し、台湾の人々の感情を深く傷つけたことを強く非難した。

　親睦会の開催中、「ニブン合唱団」が金メダルを獲得したという朗報が伝えられ、会場からは「台湾No.1」の歓声が上がり、感動的な雰囲気に包まれた。この日のフィナーレは、日本の「南杏合唱団」と「ニブン合唱団」による合唱が行われ、温かく和やかな中で終了した。

あいさつする李逸洋・駐日代表

記念撮影

李逸洋・駐日代表が台湾の「ニブン合唱団 来日公演・親睦会」に出席

李逸洋・駐日代表が台湾の「ニブン合唱団　来日公演・親睦会」に出席