ベリーズから文官兼防災・危機管理大臣が訪台、台湾との関係強化に期待
カリブ海に位置するベリーズから19日から23日まで、ヘンリー・アッシャー文官(公共サービス)兼防災・危機管理大臣(Minister of the Public Service and Disaster Risk Management)夫妻が台湾を訪れた。外交部の林佳龍部長(外相)は21日、訪台団一行と会談した。また、陳明祺政務次長(副大臣)が同日、食事会を主催して、一行を歓待した。中華民国(台湾)とベリーズは、国交樹立37周年を迎える。
林部長はまず、旧知の友人であるアッシャー大臣夫妻が再び台湾を訪れたことを歓迎した。そして、国交樹立から37年間、ベリーズの国民の生活と福祉の向上を目指して数多くの事業を共同で実施し、両国の友好関係を継続的に深めてきたと述べた。現在は、ベリーズに「台湾・カリブ海共栄アカデミー」を開設する計画を進めており、具体的にはベリーズ大学と協力し、台湾から教師を派遣して、観光・飲食、看護・保健、食品・栄養、スマート農業・漁業などの分野の人材を育成し、就業へと結び付けることを目指すと説明。外交部は同時に、台湾企業による対ベリーズ投資やベリーズ産品の調達を引き続き奨励し、双方の友好・パートナー関係をさらに深めていく方針だと伝えた。
これに対してアッシャー大臣は、林部長について、国交樹立国との関係発展を見据えた先見性を持つと称賛した上で、台湾が長年にわたって農業、奨学金、インフラ建設など幅広い分野で協力事業を展開してきたことに感謝した。そして、「これらの取り組みはベリーズの優れた人材の育成や国民の生活の質の向上に寄与している」として、台湾はベリーズにとって信頼できる開発協力パートナーだと評価した。
その後、外交部の陳明祺政務次長(副大臣)が会食を主催し、一行を歓待した。陳次長は、国交樹立から37年間、双方は強固な友好関係を築いており、とりわけ公衆衛生・医療、人材育成、女性のエンパワーメント、インフラ建設などの協力事業で大きな成果を上げていると説明。今回のアッシャー大臣の訪台を通じて、台湾の文官研修制度や防災・災害対応の実績について理解を深めることで、今回訪問する関係機関との踏み込んだ交流が可能となるだけでなく、関連分野における双方の協力関係の強化にもつながるだろうと期待を寄せた。
これに対してアッシャー大臣は、今回は27年ぶりの訪台となったが、台湾政府によるもてなしと、心のこもった受け入れに感謝すると伝えた。また、台湾の政治・経済の発展を実際に目にするとともに、台湾の文官制度を学び、防災関係機関を訪問することができたとして、今後さらに協力と交流を深めていきたいと期待を示した。
アッシャー大臣夫妻は台湾滞在期間中、行政院人事行政総処・公務人力発展学院、国家文官学院、教育部、国家災害防救科技中心、内政部消防署竹山訓練中心などを訪問した。また、19日から22日まで南港展示ホールで開催されていた「2026台湾国際ロボット&スマート自動化展」 (TAIROS 2026)、国立故宮博物院、台北101、日月潭などの文化・観光施設も訪れ、台湾の各分野の発展を目の当たりにするとともに、台湾の人々の温かいもてなしや豊かな文化に触れた。
Taiwan Today:2026年8月24日
写真提供:外交部
カリブ海に位置するベリーズから19日から23日まで、ヘンリー・アッシャー文官(公共サービス)兼防災・危機管理大臣夫妻が台湾を訪れた。中華民国(台湾)とベリーズは、国交樹立37周年を迎える。写真右は外交部の林佳龍部長。
