欧州議会、社会全体のレジリエンス構築における台湾の成功事例を評価する決議を採択
欧州議会本会議は16日、EU(欧州連合)の領土の一体性と重要インフラの保護を強化するため、「ハイブリッド戦争とEUの領土的一体性、ならびに重要な安全保障・防衛インフラの保護」(Hybrid warfare and the protection of the EU's territorial integrity and critical security and defence infrastructure)と名付けた決議案を採択した。社会全体のレジリエンス構築における台湾の成功事例を評価するとともに、EUに対して関連の安全保障問題について台湾と定期的に意見交換を行い、協力を深めるよう呼びかける内容が盛り込まれている。欧州議会が「台湾支持」の内容を盛り込んだ決議案を採択するのは、前日の9月15日に採択された欧州議会「欧州民主主義の盾特別委員会」(Special Committee on the European Democracy Shield、EUDS)がまとめた調査結果と提言に続くもの。外交部の林佳龍部長(外相)は欧州議会の一連の動きについて「心から歓迎し、感謝する」と述べている。
この決議案は、中国によるハイブリッド攻撃やFIMI(外国による情報操作と干渉)への対応において、台湾が豊富な経験を有していることを指摘するとともに、台湾が社会全体のレジリエンスを推進するために講じている数々の取り組みを評価している。具体的には、任務型委員会「全社会防衛靭性委員会」(全社会防衛レジリエンス委員会)の設置、デジタル・レジリエンス・ネットワークの構築や、国民一人ひとりが災害・有事に備える取り組みを推進していることなどを挙げている。決議案はEUに対し、安全保障に関する諸課題について台湾と定期的に意見交換し、FIMIや認知戦への対抗、重要インフラおよび海底ケーブルの保護、社会全体のレジリエンス強化などの分野で協力を深化させるよう呼びかけている。このほか、EUが台湾との貿易・産業協力を拡大し、とりわけ半導体、5G/6G通信設備、ドローン、軍民両用物資などの分野で協力を強化することを提言している。
欧州議会はこのところ相次いで「台湾支持」の決議を採択し、台湾の民主防衛および社会のレジリエンスにおける貢献と努力を評価している。中華民国(台湾)外交部はこれに感謝するとともに、「台湾は今後もEUおよび価値観を共有するパートナーとの協力を深化させ、権威主義国家による複合的脅威や情報操作に共同で対応するとともに、ルールに基づく国際秩序ならびに民主主義、自由、人権などの普遍的価値を守っていきたい」としている。
Taiwan Today:2026年9月18日
写真提供:外交部
欧州議会本会議は16日、EU(欧州連合)の領土の一体性と重要インフラの保護を強化するため、「ハイブリッド戦争とEUの領土的一体性、ならびに重要な安全保障・防衛インフラの保護」(Hybrid warfare and the protection of the EU's territorial integrity and critical security and defence infrastructure)と名付けた決議案を採択した。社会全体のレジリエンス構築における台湾の成功事例を評価するとともに、EUに対して関連の安全保障問題について台湾と定期的に意見交換を行い、協力を深めるよう呼びかける内容が盛り込まれている。
