コロナ禍でも台日出版文化交流に時差なし、「Books Kinokuniya Tokyo」に台湾書籍コーナー開設

コロナ禍でも台日出版文化交流に時差なし、「Books Kinokuniya Tokyo」に台湾書籍コーナー開設


謝長廷・駐日代表(左)、舟木幹男・Books Kinokuniya Tokyo店長(右)


謝長廷・駐日代表(右)、森啓次郎・紀伊国屋書店取締役副社長(左)

 新型コロナウイルスの感染が続く中でも、日本の「台湾ブーム」はますます熱くなり、台湾の出版物がますます注目されている。台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表は8月24日、王淑芳・駐日代表処台湾文化センター長とともに、今月20日に開設された「Books Kinokuniya Tokyo」の常設台湾書籍コーナーを訪れた。

 このなかで謝・駐日代表は、「書店に台湾書籍コーナーが設けられた意義は大きい。台日交流が密接になるにつれ、台湾の歴史や文化などを知りたい日本人がますます増えている。この台湾書籍コーナーには、台湾から輸入したさまざまな本が紹介されており、より深く、より広い台日文化交流の促進に寄与するものである」と述べた。

 「Books Kinokuniya Tokyo」の舟木幹男店長は、台湾書籍コーナーを開設したのは、台湾ファンの日本人および日本在住の台湾人に最新の台湾書籍を提供したいとの思いからであり、「開設後の反応は予想以上で、特に絵本の売れ行きがよい」と強調した。舟木店長は、今後も台湾の作家の本を増強し、コロナ禍が落ち着いたら、台湾文化センターと協力して台湾から作家を招き、サイン会などのイベントを開催したいとの考えを示した。


台湾書籍コーナーを訪れた謝長廷・駐日代表

 「Books Kinokuniya Tokyo」では、これまで台湾書籍が「Chinese」(中国語書籍)コーナーに置かれていたが、今回台湾からの輸入本を集めた「Taiwanese Books」(台湾書籍)コーナーが新たに開設された。同コーナーは約2000種、計3000冊の書籍を陳列しており、いずれも台湾紀伊國屋書店のスタッフが厳選した最新の文学小説、ノンフィクション、絵本、児童書などの繁体字中国語の台湾書籍を台湾から直輸入している。

 台湾文化センターでは、近年日本に向けて積極的に台湾文学を紹介しており、台湾文学ファンが増えてきている。最近の台湾ブームもあり、台湾文化センターでは、日本の主要な販路と提携し、台湾の秀作を日本市場に進出させ、台湾の作品の国際的知名度の確立と台湾文化の質の向上を目指している。このたびの紀伊國屋書店での台湾書籍コーナーの開設にあたっても、台湾文化センターが全力で協力しており、多くの台湾ファンの日本人および日本在住の台湾人が、「誠品生活日本橋」に加えてもう一つ「台湾書籍の聖地」ができたと喜んでいる。コロナ禍のため当分台湾に行けなくても、日本の書店で台湾書籍を直接購入できるので、台日出版交流に時差はない。今後、台湾文化センターは引き続き紀伊國屋書店と協力し、台湾の作家および出版物を紹介していく。


「Taiwanese Books」台湾書籍コーナー


「Taiwanese Books」台湾書籍コーナー

《2020年8月27日》