台湾文学祭が東京で盛大に開幕 名作残した台湾の詩人と作家を紹介

台湾文学祭が東京で盛大に開幕 名作残した台湾の詩人と作家を紹介

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写真右より、呉若萍・誠品生活JAPAN総監、王淑芳・台湾文化センター長、磯野真一郎・誠品生活日本橋店長

 台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは今年初めて「詩」をテーマとした「台湾文学祭 一代の詩人 楊牧/洛夫 現代詩展」を企画し、10月7日より台湾文化センターと誠品生活日本橋で同時開幕した。同展は台湾の詩人である楊牧(ヤン・ムー)と洛夫(ルオ・フ)の手書き原稿(複製)、作品などを展示し、文学ドキュメンタリーシリーズ『島の物語を紡ぐ者たち』(原題:他們在島嶼寫作)の上映会を行う。

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楊牧/洛夫の旧版書籍や手書き原稿(複製)の展示

 今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、台湾から作家を日本に招くことができないが、台湾文化センターでは新型コロナの感染拡大期間中に日本の人々の反応を探ったところ、オンラインビデオの方式が、日本の方々に台湾文化を紹介するのに最も効果的かつ見応えあるものとの認識を得た。「目宿媒體」(Fisfisa Media)は近年、文学ドキュメンタリーシリーズ『島の物語を紡ぐ者たち』を制作し、台湾文学界で高い評価を得ている。台湾文化センターでは近年、文学関連のイベントで紹介したジャンルは小説や散文が多かったが、今回は「詩」をテーマに選び、近年相次いでこの世を去った詩人である楊牧の『一篇の詩の完成に向かって』および洛夫の『岸のない河』のドキュメンタリー映画を選び、「詩」を通して2名の台湾文学の巨匠を紹介する。

 今回の展示会ではドキュメンタリーシリーズ『島の物語を紡ぐ者たち』の中から2作品の公開権を取得し、台湾文化センターで日本語字幕を追加し、日本で初上映する。そのほか、2名の作家の遺族の許可を得て、展示会では手書き原稿(複製)、旧版書籍や翻訳出版書籍などの貴重な資料の展示も行う。メインテーマ書籍コーナーに合わせて、台湾文化センターと誠品生活日本橋で同時に展示を行うことにより、日本の台湾文学ファンに台湾の「詩」に触れる機会を提供する。

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楊牧/洛夫の作品に関する年表

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楊牧/洛夫の作品についてのパネル展示

 誠品生活日本橋は昨年9月のオープン以来、台湾文化のブームをもたらしており、同時に日本人や日本在住の台湾人の間で正体字(繁体字)中国語書籍の需要がますます高まっている。そこで台湾文化センターは誠品生活日本橋と協力し、台湾で現在人気のある作家を日本の読書市場に紹介するため、「指標作家中文書コーナー」を設け、台湾の正体字書籍をそのまま日本に紹介している。同コーナーはシーズンごとに1名の「台湾指標作家」の展示を行っている。今季は10月より日本でも人気が高く、日本語に翻訳された作品もある台湾人作家、呉明益氏の作品を展示する。

 「台湾文学祭 一代の詩人 楊牧/洛夫 現代詩展」は10月7日より台湾文化センターと誠品生活日本橋で開幕し、10月8、9、22、23日に4回の上映会(会場:台湾文化センター)と2回のオンライン上映会を開催する。展示期間は、台湾文化センターが10月30日まで、誠品生活日本橋が11月15日まで。

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誠品生活日本橋の「今シーズンの台湾指標作家」呉明益氏の書籍コーナー

《2020年10月9日》