外交部の呉釗燮部長、チェコの「フォーラム2000」でビデオ演説

外交部の呉釗燮部長、チェコの「フォーラム2000」でビデオ演説

img20201015120614544_800

 外交部の呉釗燮部長(=外相)は14日、あらかじめ収録していたビデオを公開する方法で、チェコ共和国で開催されている第24回「フォーラム2000」会議で演説を行った。テーマは「ポストコロナ時代:チャンス、チャレンジ、リスク(Post-Covid World—Opportunities, Challenges, Risks)」で、台湾の民主主義の実践と新型コロナウイルス対策の成果について語った。

 呉釗燮部長は演説の中で、民主主義の理念を追求したチェコのヴァーツラフ・ハヴェル(Václav Havel)元大統領の貢献に敬意を表した。また、ミロシュ・ビストルチル(Miloš Vystrčil)上院議長がハヴェル元大統領の精神を受け継ぎ、極めて大きな脅威にも屈することなく、今年9月に訪問団を率いて台湾を訪れたことを称賛した。呉部長はさらに、新型コロナウイルスのまん延は世界経済の回復を脆弱なものにしていると指摘。「台湾は現在も、最前線に立って強権からの脅威と対抗しているが、台湾の成功した新型コロナウイルス対策は民主主義の強靭性を見せることができた。台湾とチェコは同じ価値と理念を共有している。ビストルチル議長の訪台によって両国国民の距離はより近づいた。今後は台湾とチェコが共に、繁栄、自由、開かれた社会に向かってまい進できるよう期待している」と述べた。

 「フォーラム2000」は1996年にチェコのハヴェル元大統領などの呼び掛けで立ち上げられた民主主義のためのグローバルなフォーラム。欧州地域では民主主義の理念を普及するために最も重要なパブリックフォーラムの一つとなっている。今年は新型コロナウイルスの影響でリモート開催となった。台湾の国家元首(総統)と外相があらかじめ用意していたビデオを使ってフォーラムで演説を行うのは初めてのこと。

 今年はまた、「フォーラム2000」に出席していたビストルチル上院議長が蔡英文総統の発言を引用し、「台湾とチェコの双方が共通価値を守り続けることができれば、両国を共に、より強大にすることができるだろう(As long as we defend our common values, we will make our nations stronger together.)」と述べた。

 中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)は、今後もチェコという近い理念を持つパートナーとの協力を継続し、台湾とチェコによる全面的なデモクラシー・パートナーシップを前進させていく考えを示している。

Taiwan Today:2020年10月15日

写真提供:外交部
 外交部の呉釗燮部長(=外相)は14日、チェコ共和国で開催されている第24回「フォーラム2000」会議でビデオ演説を行った。テーマは「ポストコロナ時代:チャンス、チャレンジ、リスク(Post-Covid World—Opportunities, Challenges, Risks)」で、台湾の民主主義の実践と新型コロナウイルス対策の成果について語った。