【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2026年3月第3週TOPICS
- 【台湾で講演の古屋圭司衆院議員 自衛隊と台米の軍による音楽交流を提案-政治-】
(台北中央社)超党派議員連盟、日華議員懇談会(日華懇)会長の古屋圭司衆院議員(自民党)は16日、台北市内で開催された国際フォーラム「玉山論壇」で基調講演を行い、自衛隊の音楽隊と台米の軍楽隊の3者によるジョイント音楽会の開催を提案した。講演後に記者会見を行い、スピーチの内容について語った。
古屋氏は15日から2日間の日程で訪台。フォーラムでの講演の他、頼清徳(らいせいとく)総統や台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の謝長廷(しゃちょうてい)会長、米国在台協会(AIT)のレイモンド・グリーン台北事務所所長(大使に相当)らと面会した。
記者会見では、講演の内容について、高市早苗首相が昨年11月に行った台湾有事を巡る国会答弁に全く問題がなく、政府の見解からも逸脱するものではないことを時間をかけて説明したと紹介した。
自衛隊音楽隊と台米の軍楽隊による音楽会については、頼総統やグリーン氏からも前向きな反応が得られていると説明。「あくまでも文化交流であり、中国からいろいろ言われる筋合いのものではない」とした上で、時期や場所などの詳細は今後、3者の担当が決めていくとした。
また、台湾メディアから卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)が今月上旬に訪日したことに対しての見方を問われると、卓氏の訪日は「あくまでもプライベート」なものだとの見解を示した。日本政府や日華懇は「一切タッチしていない」とし、「これ以上のコメントのしようがない」と答えた。:2026年3月16日
- 【旭山動物園のレッサーパンダ「茜茜」、台北市立動物園に到着 繁殖のため/台湾–社会-】
- (台北中央社)旭川市旭山動物園で飼育されていたレッサーパンダの「茜茜(チェンチェン)」(雌・3歳)が16日、台北市立動物園に到着した。引っ越しは繁殖のためで、1カ月の検疫を終えて環境への適応が確認された後に公開される見通し。
- 園内には雄6頭、雌3頭の計9頭のレッサーパンダがいるが、繁殖能力を有する個体は2023年12月に浜松市動物園からやって来た雄の「ミライ」を除き、いずれも血縁関係にある。そのため、海外の動物園から新たな個体を引き入れる必要があった。
- 「茜茜」の来園は、レッサーパンダの繁殖協力に関する国際コーディネーターの助言や日本動物園水族館協会(JAZA)の協力の下で決まった。
- 「茜茜」は22年7月5日生まれ。今後は自然繁殖を通じて、園内の個体群が健康的な数量と年齢構成、遺伝的多様性を維持することに貢献することが期待されている。:2026年3月17日
- 【中華文化総会、英語名称に「Taiwan」追加 国際的識別性を強化へ/台湾–文化-】
- (台北中央社)台湾の非政府組織(NGO)中華文化総会は17日、英語名称を「National Cultural Association of Taiwan(NCAT)」に改称し、旧名称にはなかった「Taiwan」の文字を新たに追加した。国際的な識別性を高める狙いがある。
- 同会は1967年、当時の蒋介石総統によって「中華文化復興運動推行委員会」として設立。90年に社団法人民間団体として登記し、2010年に現名称となった。台湾文化の実力強化や文化を通じた国際交流などを推進する役割を担う。会長は現職総統が兼任することが多く、現会長は頼清徳(らいせいとく)総統が務める。
- この日、会員大会が行われ、英語名称変更の手続きが行われた。旧英語名称は「General Association of Chinese Culture(GACC)」だった。
- 英語名称を変更した理由について、同会の李厚慶秘書長は、かつての英語名には「Chinese」の文言があったことから、海外のイベント参加時や訪問時に、「Taiwan」ではなく「Chinese」を使用する理由を尋ねられることが多かったと説明。そのため、名称変更で台湾文化の位置付けを明確にしていくことに関する議論が内部で徐々に行われるようになったという。昨年2月の会員大会では「中華文化総会」の名称が混乱を生じさせる可能性について議論が行われ、同12月の執行委員会・諮議委員会で、まずは英語名を調整することが決まった。
- 同会の詹賀舜副秘書長によれば、この日の大会では中国語名称の変更に関する提案は出されなかったという。
- 英語名称は内政部(内務省)に登記しておらず、定款変更も伴わないため、出席者による拍手で承認された。中国語名称を変更するには、会員大会に全体の過半数が出席した上で、出席者の4分の3以上の同意、または全体の3分の2以上の書面での同意が必要になる。:2026年3月18日
- 【世界最強のパスポートランキング 台湾は31位 134カ国・地域にビザなし渡航可能–観光-】
(ロンドン中央社)英コンサルティング会社のヘンリー・アンド・パートナーズが10日までに発表した最新の世界最強のパスポートランキングで、台湾は31位になったことが分かった。前月の32位から一つ順位を上げた。134カ国・地域にビザ(査証)なし渡航ができるとしている。1位はシンガポール、2位は日本、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)が並んだ。
同ランキングは国際航空運送協会(IATA)の独自データを基に、199カ国・地域のパスポートを、ビザなし渡航が可能な目的地の数に応じて格付けしている。
シンガポールは192カ国・地域に、日本、韓国、UAEはそれぞれ187カ国・地域にビザなし渡航が可能だった。
香港は13位、マカオは29位、中国は55位、北朝鮮は96位だった。
最下位の101位はアフガニスタン、100位はシリアだった。ビザなし渡航が可能な国・地域数はそれぞれ24と26だった。:2026年3月 18日
- 【台湾・恒春産タマネギ 日本に出荷 年間600トン超の輸出見込む–経済 -】
(屏東中央社)農業部(農業省)農糧署の指導を受けて南部・屏東県の農業者団体、恒春大和蔬果生産合作社が生産したタマネギの第1陣計19.2トンが13日、沖縄県に向けて出荷された。同合作社のタマネギが輸出されるのは今年としては初めて。農業部では今年、年間600トン以上の台湾産タマネギが輸出できると見込んでいる。
農業部の胡忠一(こちゅういち)政務次長や合作社の謝信恵理事主席らが出荷に立ち会った。出荷されたタマネギは16日にも沖縄に到着する予定。
胡次長は、今後は韓国やマレーシアにも順次輸出されると説明。昨年輸出された台湾産タマネギは計404トンだったが、今年は品質が良く、収穫量も十分で、輸出量はさらに増えるとの見通しを示した。
謝理事主席は、恒春地域は日射量が豊富で、季節風が吹くため、タマネギ栽培に適した気候だと紹介。収穫されたタマネギは甘く、香りが強いだけでなく、皮もつややかで保存性にも優れているとアピールした。今年は天候に恵まれ、生育状況も良いと語った。
農糧署南区分署によると、海外販路の開拓に向け、輸出の指導や集荷・分級作業の補助を提供している他、農業部も海外での販売促進や産業競争力の向上を奨励しているという。
今期の台湾産タマネギの作付面積は1338ヘクタール。年間生産量は7万6109トンを見込む。主な生産地は中部の彰化県や雲林県、南部の高雄市や屏東県で、収穫期は12月から翌年4月までとされる。:2026年3月1 4日