【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2026年5月第5週TOPICS
- 【頼清徳総統、米独立250年の記念式典に出席 「台米の協力深化に期待」/台湾-政治-】
(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は27日、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)が台北市内で開催した、米国独立250年の記念レセプションに出席した。台米は太平洋を隔てているものの、民主主義や自由といった共通の理念が双方の友情をより緊密なものにしているとし、協力関係を今後より深化、強化できることに期待していると話した。
レセプションには総統諮問機関・国家安全会議の呉釗燮(ごしょうしょう)秘書長や林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)、韓国瑜(かんこくゆ)立法院長(国会議長)、各国の駐台湾外交関係者らが出席した。最大野党・国民党の鄭麗文(ていれいぶん)主席(党首)も訪れて祝意を伝えたが、レセプション開始前に会場を後にした。
頼総統はあいさつで、250年前、偉大な米国の人々が並外れた勇気を示し、自由の追求という歴史の一ページを刻んだとたたえた。台湾にとって今年は総統直接選挙実施30周年の節目だとした上で、30年前の台湾の人々も勇気を出し、中国からのミサイルを恐れずに清き一票を投じ、民主主義の台湾をつくり上げたと語った。
台米の協力については、まずは台湾海峡の平和と安定の維持が重要だと強調。その上で経済貿易、特に人工知能(AI)分野での協力も継続して深めていくべきだと述べた。
頼総統はAITのレイモンド・グリーン台北事務所長(大使に相当)に、台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏の自伝を贈った。半導体産業での協力深化を望んでいるとし、トランプ米大統領に届けてほしいと伝えた。:2026年5月28日
- 【台湾あれこれ/ 台湾の小・中学生の7割、スポーツは体育の授業のみ 基金会調査–社会-】
台北市の「金車文教基金会」は27日、小中学生の運動の状況に関する調査の結果を発表した。約9割の児童・生徒は週に1回以上の運動習慣がある一方で、約7割は運動時間が学校の体育の授業のみにとどまっている実態が浮き彫りとなった。
調査は3月9日から31日にかけ、インターネットを通じて行った。全国の小中学校の教師らを通じて周知し、1万334件の有効な回答を得た。
好きな運動は、男子の約6割がバスケットボール、女子の約7割がバドミントンと回答した。
運動を好む理由を複数回答可で尋ねると、約7割が「楽しさ」と答えた。体力増強、心理的なリラックス効果、仲間との交流機会の増加もそれぞれ約5割の児童・生徒が選んだ。
調査では、テニス、バドミントン、卓球の要素を組み合わせた、ルールが簡単で娯楽性と競技性を兼ね備えている米国発祥の「ピックルボール」についても触れた。約7割の児童・生徒が触れたことがないとした一方で、約3割はピックルボールのクラブ活動やクラスがあれば参加してみたいと答えた。:2026年5月27日
- 【国際ブッカー賞受賞の楊双子さんが帰国 「台湾文学は誰にも劣らない」–文化-】
(桃園空港、台北中央社)「台湾漫遊録」の英訳版「Taiwan Travelogue」で英国の文学賞「国際ブッカー賞」を受賞した台湾の作家、楊双子(ようふたご)さんが26日午後、台湾に帰国した。降り立った桃園国際空港で取材に応じ、「台湾文学が世界の舞台で他の人に劣ったことは一度もない。ただ、日の目を見る機会が不足していただけだ」と述べ、自身の受賞をきっかけに台湾文学にスポットライトが当たることを願った。
国際ブッカー賞は、世界的に権威がある文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門。英訳はリン・キン(金翎)さんが手がけた。台湾の作品が国際ブッカー賞を受賞するのは初めて。現地時間19日夜に受賞が発表されると、「台湾漫遊録」は台湾の各書店で品切れが相次ぎ、出版社は25日までに計10万部の増刷を決めた。累計発行部数は14万部となる。ネット書店大手、博客来によれば、発表直後から中国語版の販売ページへのアクセスが急増し、数時間で1000部以上が売れた。英訳版や日本語版「台湾漫遊鉄道のふたり」の売れ行きも好調だという。
チャイナエアライン(中華航空)の旅客機で妻らと共に帰国した楊さんは、文化部(文化省)の李静慧政務次長から出迎えを受け、同航空職員から花束を渡された。
英国に旅立つ前、蔡英文(さいえいぶん)前総統と面会したという楊さん。その際、「台湾のために賞を取りたい。でもこの心持ちが健康的なのか分からない」と打ち明けると、蔡氏からは「どうしてその心持ちが不健康なのか」と返された。そこで「台湾のために何かしたいというのはとても理にかなっていることなのだ」と実感したという。とりわけ、台湾にとっての今のタイミングで「台湾のために賞を取りたいと思って受賞できたのはとてもうれしい」と語った。
今回、キンさんと協力したのは、二人とも「台湾のために何かしたい」と考えており、価値観が同じだったからだと楊さんは語る。「できるだけ台湾のこと、台湾を巡る状況がどんなものなのかを語る」というのが共通認識だとし、文学の形で台湾の存在感を示し、台湾自体が注目されるに値する場所なのだと伝えたいと意気込んだ。
今後の出版計画については、台湾や女性、歴史に関係する作品を書きたいと説明。小さい部分から全体を知ることができ、台湾がどんな国なのかを理解できるテーマにしたいという。現在、2冊の執筆を進めており、1冊は現代を舞台にした小説で、来年出版予定。もう1冊は日本統治時代を舞台にした歴史小説で、2029年の出版を目指すとした。
また、台湾で信仰される航海の女神「媽祖」に願いを伝えた結果、作品の執筆に専念するため、29年までは講演の依頼を引き受けないことを決めたと明かした。:2026年5月27日
- 【木村拓哉、台北公演2デイズ開催 11月13日の誕生日に 「今からすごく楽しみ」 /台湾–芸能スポーツ-】
(台北中央社)歌手で俳優の木村拓哉が11月13、14両日、台北公演を開催する。ライブツアー「TAKUYA KIMURA Live Tour 2026 Checkpoint」の一環で、ソロでの海外ライブは初となる。木村は主催者を通じ「海外の方ともつながれるのを、今からすごく楽しみにしています」とコメントを寄せた。
11月13日は木村の54歳の誕生日に当たる。台湾のファンと誕生日を過ごすことになる。
今回のライブツアーは兵庫、福岡、千葉の日本国内3都市と、台北、ソウルの海外2都市を巡り、計9公演開催する。
台湾で絶大な知名度を誇る木村。昨年4月、自身が広告キャラクターを務める商品のPRイベントに参加するため、約6年半ぶりに訪台した際には「またぜひ(台湾に)お邪魔したい」と再訪台に意欲を見せた上で、「マイクを持ったパフォーマンスになるかもしれませんし、いろんな形でまた皆さんとお会いできることを楽しみにしています」と話していた。
台北公演は台北市の台北流行音楽センターで開催。チケット販売などに関する情報は追って発表される。:2026年5月29日
- 【10年超据え置きの空港施設使用料、2段階で引き上げへ=交通部/台湾–觀光-】
(台北中央社)交通部(交通省)は25日、10年以上据え置かれてきた空港施設使用料について、2段階に分けて引き上げる方針を明らかにした。今年9月1日から現行の500台湾元(約2500円)から750元(約3800円)に引き上げ、さらに2028年9月1日からは1000元(約5000円)にする。
桃園国際空港の第3ターミナルや第3滑走路の建設および各空港の整備に伴う巨額費用に対応する上、使用料が10年以上改定されておらず、近隣諸国に比べ依然として低水準にあることを踏まえ、2段階の調整に踏み切ったとしている。
空港施設使用料は出国者を対象に徴収される。
同部は同日、関連規定の改正案を公表した。26日から30日以内を意見募集期間としている。:2026年5月25日