【 津別町日台親善協会設立10周年記念交流会開催 】
北海道で最初に設立された日台親善協会である津別町日台親善協会が26日、津別町にて設立10周年を祝う交流会を開催した。記念交流会には、石橋崇司会長、乃村吉春相談役を初め30名あまりの会員が参加し、佐藤多一津別町長、鹿中順一津別町議会議長、周学佑台北駐日経済文化代表處札幌分處處長などが参列、祝辞を述べた。石橋崇司会長は挨拶の中で、10周年という節目を迎え、今後も会員一同と協力し、台日の親善活動を推進していくと述べた。周学佑札幌分處處長は、同協会による台日両国の親善への貢献に対し感謝し、台湾と津別町の交流を促進し、台日関係を深めていきたいと述べた。津別町日台親善協会は、2008年に道内最初の親善協会として設立された。また唯一台北駐日経済文化代表處札幌分處よりも早く設立された親善協会でもある。(2018/10/26)
【 台湾日本交流書道展、台北で開幕 日台の書260点展示 】
台湾と日本の書道作品を紹介する「2018台湾日本交流書道展」の開幕式典が28日、台北市の国父記念館で開かれた。同展は中華民国書学会や産経新聞社などの共催。式典に出席した呉釗燮外交部長は外交部の公式ツイッターに日本語で「素晴らしい作品を台湾に持ってきてくださった」と投稿し、産経新聞社への感謝の意を示した。産経新聞社は「長年の台湾との友好関係をさらに強固にする重要な展覧会」としている。同展の台湾での開催は18年ぶり2度目。27日から同館で始まり、台湾側から32点、日本側から228点、計260点の作品が出展されている。台湾を代表する書家で、中華民国書学会の会長を務める張炳煌氏も出品している。台湾側の出展作品は来年1月23日~2月4日、東京都の国立新美術館でも展示される予定。(2018/10/28)
【 19年の台湾ランタンフェス、南部・屏東「マグロ」テーマに 7色の光が水面に反射 】
南部・屏東県東港の大鵬湾国家風景区で21日、2019年2月19日から3月3日まで開催される「台湾ランタンフェスティバル」のメインランタンの土台の起工式が行われた。メインランタンは地元名産のマグロがテーマ。水際に設置され、7色の光でライトアップされたランタンが水面に映る設計となるという。同イベントは元宵節(旧暦正月15日、来年は2月19日)に合わせて毎年、交通部(交通省)観光局が開催。来年で30周年を迎える。屏東で開かれるのは初。メインランタンは例年、十二支と関連するデザインが採用されてきたが、今回初めて十二支以外のマグロが題材となった。東港はクロマグロ漁が盛んであることで知られ、地元の特色が取り入れられた。また「魚」は、経済的に毎年余裕ができるという意味の成語「年年有餘」の「餘」と同じ発音であり、正月の縁起物として好まれる。式に出席した観光局の張錫聰副局長は、メインランタンが屏東に豊かな経済効果をもたらすよう祈った。メインランタンはイベント終了後も同地に残され、引き続き展示されるという。(2018/10/22)
【 南部・高雄のCO2削減住宅計画、健康都市連合で受賞 】
南部・高雄市の環境に配慮した住宅建築を推進する計画がこのほど、国際組織、健康都市連合(AFHC)の大会で、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する項目の「創造的開発賞」を受賞した。同市は、高雄の優れた建築政策を国際社会に向けてアピールできたと喜びを示した。健康都市連合は、都市で生活する人々の健康を守り、生活の質の向上を目指すことを目的に設立された国際的な都市間ネットワーク。世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局の呼び掛けで2003年に発足した。2018年の国際大会が17~20日にマレーシアで開催され、高雄の受賞が17日に発表された。高雄市によれば、同計画は、住居環境の問題を改善するためのさまざまな指標を設定し、環境にやさしく、誰もが暮らしやすいユニバーサルデザインに配慮した住宅の建築を促進するための取り組み。市は2012年から計画を推進。計画を通じて毎年、108万トンの二酸化炭素(CO2)の排出が削減できるという。(2018/10/23)
【 台北駅で「アジア太平洋文化の日」開幕、日本も出展 】
台北市内で27日、台湾の人々にアジア・オセアニア諸国の文化への理解を深めてもらうのが目的の「アジア太平洋文化の日」が始まった。オープニングセレモニーに出席した陳建仁副総統は、「各国との距離が縮まり、今後の協力・交流拡大につながれば」と期待を示した。イベントは外交部(外務省)が主催するもので、今年で7年目。会場となる台湾鉄路管理局(台鉄)台北駅1階コンコースには、日本や韓国、インド、オーストラリアなどの18カ国の大使館・窓口機関と、台北市をはじめとする台湾の7県市がブースを出展している。日本ブースでは、日本観光案内や静岡、沖縄の物産PRなどが行われ、多くの市民が足を運んだ。アジア太平洋文化の日は28日まで開催され、同日のメインステージでは、北部・桃園市に本拠を置く台湾プロ野球、ラミゴのチアリーダー「ラミガールズ」や、「ひろか源流太鼓団」のパフォーマンスが予定されている。(2018/10/27)
【 台湾見本市・展覧会情報 ― CAR TUNING TAIWAN 2019 】
2019年4月25日より4日間、台北南港第2展示ホールにてCAR TUNING TAIWAN 2019見本市が開催される。中華民国対外貿易発展協会主催。出展品目は自動車タイヤ及びホイール製品、自動車チューニングパーツ、車体塗装などチューニング用品、自動車メンテナンス関連用品、洗車及び清掃設備、駐車設備及び周辺サービス等。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP : https://www.taiwantuning.tw/ja_JP/index.html