【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2026年3月第4週TOPICS
- 【頼総統、自己防衛力の継続強化に意欲 日本などとの連携深化にも注力へ/台湾-政治-】
(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は24日、台北市の総統府で日本台湾親善協会の会長を務める衛藤征士郎元衆院議員らと面会し、権威主義の拡張に向き合う中で、台湾は引き続き自己防衛力を強化し、日本など理念の近い国との連携を深め、共同でインド太平洋地域の平和と繁栄を確保していく方針を示した。
頼総統は、台湾海峡の平和と安定は国際社会から高い関心を集めていると指摘。日本政府は国際的な場で繰り返しその重要性を強調しているとした他、今月19日に行われた日米首脳会談では、台湾海峡の平和と安定のための取り組みを約束し、対話を通じた両岸(台湾と中国)問題の平和的解決を支持したとし、感謝の意を示した。
また台日の産業は半導体や人工知能(AI)などの分野で緊密な協力関係を構築し、世界のサプライチェーン(供給網)の安定に重要な役割を果たしていると強調。既存の基盤の上でより連携を強め、進歩と繁栄、地域経済の発展により多くの貢献ができると確信していると語った。
昨年延べ820万人を突破した相互訪問者数については、将来的に延べ1千万人への到達に期待を示し、衛藤氏らの支持の下、人的往来の拡大を通じて観光と経済発展を促進し、両国民の友好関係を一層深め、台日関係を引き続き安定的に発展させたいと述べた。
衛藤氏は、変化の激しい国際情勢の中で、台湾は自由や人権、法の支配などの面で国際社会から高く評価されているとし、環太平洋経済連携協定(TPP)や世界保健機関(WHO)、国際民間航空機関(ICAO)、国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)などの国際機関への台湾の参加を支持すると語った。:2026年3月25日
- 【デジタル分野の就業ゴールドカード、導入3年弱で1000枚超発給 ソフト開発が最多/台湾–社会-】
- (台北中央社)デジタル分野の人材を対象とした就業ゴールドカードの発給数が、23年5月の発表以来、1000枚を超えた。数位発展部(デジタル発展省)デジタル産業署が23日、記者会見で明らかにした。
- 就業ゴールドカードは特殊な専門性を有する外国人人材に与えるもので、世界各国から高度人材を招致することを目的に、国家発展委員会が2018年に発給を開始した。経済、科学技術、教育、金融、文化・芸術などさまざまな分野を対象としており、デジタル分野に関しては23年5月に申請資格が公表され、発給数は今年2月までに1124枚に達した。デジタル分野の延べ発給数は全12分野中4位となっている。
- デジタル就業ゴールドカード取得者の専門別では、ソフト技術の開発が最も多く、約60%を占めた。同署は台湾のソフトウエア産業の環境に対する外国デジタル人材の関心の高さを示しているとの見方を示した。
- 国別では、米国が約30%で最多となり、インド、シンガポール(いずれも約6%)が続いた。:2026年3月23日
- 【日本語図書館「池上文庫」修繕へ 客家委トップ「引き続き交流の拠点に」/台湾–文化-】
- (屏東中央社)台湾の主なエスニックグループの一つ、客家に関する業務を担う客家委員会の古秀妃(こしゅうひ)主任委員(大臣)は21日、南部・屏東県竹田郷の台湾鉄路(台鉄)竹田駅前にある日本語書籍を収蔵する図書館「池上一郎博士文庫」について、今後建物の修繕を行い、台日交流の拠点を保存する方針を明らかにした。
- 池上文庫は、日本統治時代末期にこの地で野戦病院の院長を務めた池上一郎氏が、晩年に竹田郷へ寄贈した書物を収蔵する図書館として、駅の旧貨物倉庫を活用して2001年に開館した。現在は文化施設「竹田頓物駅」の一部として観光スポットとなっている。21日には隣接地で旧倉庫や旧駅長室を改装した飲食店や宿泊施設、展示空間がオープンし、古氏や周春米(しゅうしゅんまい)屏東県長らが記念式典に出席した。
- 一部では池上文庫が閉館するとの情報が広がっていたが、古氏は、修復には事前の調査や測量が必要で、作業は複雑だと指摘。文庫内の書物などを一度搬出しなければならなかったとしつつも、修繕完了後に元に戻すと語った。
- また台湾が外交面で苦境に立たされる中、民間が主導した交流は貴重だとし、このような日台交流をうれしく思うと述べた。
- 周県長は、竹田駅が日本統治時代に貨物の集散地として機能し、多くの倉庫が残されていると説明。県政府は台鉄が修繕した2棟の大型倉庫を利用し、客家をテーマにした飲食店や宿泊施設に再生させ、歴史的な場を文化と観光を兼ね備えた新たな拠点に生まれ変わらせたと強調した。また客家のグルメを味わえるだけでなく、客家の集落を散策し、ゆったりとした風情を楽しんでほしいとアピールした。:2026年3月24日
- 【台湾あれこれ/ 台北にホタル観賞の季節到来 市街地の公園でもチャンス/台湾–観光-】
4月から5月にかけては、台北市内でホタルを見るのに最も適した時期とされており、台北市政府工務局公園路灯工程管理処(公園処)や台北市立動物園は、ホタルの観賞イベントを計画している。大安森林公園や栄星花園公園など、市街地の公園でもガイドツアーが行われる。
市公園処は4月1日から5月3日まで、市内各地のホタル生息地でイベントを開く。同処が運営するウェブサイト「台北公園蛍火虫」では、イベントや生息地、観測データなどの情報を発信している。
台北市立動物園によると、台湾では1年を通じ、海辺から高山帯までの幅広い場所でホタルが活動する。中でも海抜800メートル以下の山地は、種類や数が多いという。:2026年3月 26日
【台湾・台南産冷凍カットマンゴー 7トンが日本に出荷 長期受注に期待–経済 -】
(台南中央社)南部・台南産の冷凍カットマンゴー7トンが25日、日本に向けて出荷された。台南市政府農業局は、単発的な協力を長期的な受注につなげ、制度化された海外販売システムの構築を目指したいと期待を示している。
市政府が麻豆区で開いた出荷式典で黄偉哲(こういてつ)市長は、良質な農産品の日本市場開拓を積極的に後押ししていると強調。今回出荷されたマンゴーは、今月10~13日に東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級の食品・飲料展示会「フーデックスジャパン2026」での成果の一つだとし、来月4日に東京スカイツリータウンで開催されるイベント「台湾祭」で販売されると説明した。
同イベントは来場者数が多く、購買意欲も高いとした上で、販売動向の把握やブランドの認知度向上に寄与すると語った。
台南産の冷凍カットマンゴー
また日本市場の競争は激しく、販路開拓と消費者獲得といった二重の課題を克服しなければならないとした上で、高い品質と市場での強い訴求力を有してこそ安定した売り上げと継続的な受注につながると指摘。中央と地方の連携により、マンゴーやパイナップル、ドラゴンフルーツなどが相次いで日本市場の開拓に成功しているとし、今後は生産地側と国際的な販路のリソースを統合し、市場との結び付きを強化したいと語った。
市政府農業局の李芳林局長は、最先端の液体窒素冷凍技術を使い、解凍後もフレッシュな食感と濃厚な香りが維持できるとアピール。供給量は15トンを見込んでいるとした他、今後は冷凍カットパイナップルやブンタンジュース、パッションフルーツジュースなどの販路開拓にも取り組むと語った。:2026年3月25日