馬英九総統が台南新楼医院と高雄栄総台南分院へ震災負傷者らを慰問

　春節（旧正月元旦）の２月８日、馬英九総統は２月６日未明に台湾南部で発生した地震により倒壊した台南市のマンションから救出された負傷者が入院する台南新楼医院および高雄栄民総医院台南分院を訪れ、被災者らを慰問した。

　馬総統は、「今日は旧暦の元旦であるが、この困難に際し、全国の人々が被災者のために祈りを捧げている。いま各界からの善意の寄付が次々と震災特別口座に寄せられ、国軍および警察・消防の隊員らがあきらめずに救助活動を続け、医師および看護士やボランティアの方々も治療や看護に当たっている」と述べ、全国民が共に救出を待つ人のために祈り、犠牲者のために哀悼の意を捧げるよう呼びかけた。

　馬総統は同日午後、台南市の台湾首廟天壇を参拝し、震災犠牲者への哀悼および負傷者の回復を祈念した。馬総統は、「今日は全国の人々が台南市民と心を一つにして祈りを捧げよう」と呼びかけ、中央政府および地方自治体の救災関連機関が十分に協力し、共に努力し、厳粛に向き合い、全力で取り組むことにより、救災に最善を尽くすよう求めた。

【総統府　２０１６年２月８日】