7/6 戎総領事が台湾蓬莱米の母・末永仁氏の故居を訪問

台湾蓬莱米の母・末永仁氏の故居訪問記録

2017年7月6日午後4時、私と妻2人で、福岡県大野城市にある末永仁の生誕の地、400年歴史がある故居を訪れた。私は中華民国政府を代表して、蓬莱米を改良し、台湾の農業に貢献した末永仁氏に感謝状を送る。末永仁氏の子孫である末永英明氏が代理受領した。福岡県議員の加地邦雄氏（元日台議員連盟会長）井上順吾氏及び大野城市議員の関井氏も出席し、この歴史的な瞬間を立会いしました。他、2社の報道社も取材しに来ました。末永仁氏は、24歳頃、海を渡って台湾に来ました。何十年もの間、寝る間を惜しんで、磯永吉氏（台湾蓬莱米の父）と、台中農業実験室や台湾大学農業院研究室にて、米の改良と発明に熱血を注いだ。そしてついに、「台中65号」お米を培養を成功。その後、台湾蓬莱米という名をつけた。末永仁氏は過労で、病を患い、53歳でこの世を去った。彼は台湾農業改良のために命まで捧げたのである。奇美グループ会長許文龍氏は、末永仁氏の功績を記念するため、3つの銅の胸像を作り、福岡県農業試験所、彼の母校・大分県三重高校の校門と台中農業実験所に置いた。台湾蓬莱米が甘く、大量に輸出し利益を出して、それによって、台湾中部地区の人々の生活も改善された。今でも、皆さんは、彼の偉大な貢献に対して、感謝している。（台北駐福岡経済文化弁事所所長戎義俊2017.7.7 朝5時）