2/25 戎総領事が「志賀哲太郎先生顕彰の集い」及び日台交流会に出席

志賀哲太郎先生顕彰会にて講演
2月25日、福岡辦事處戎義俊處長夫婦一行計5名は、掲題の会に招待され、演講を行なった。熊本県益城町出身の志賀哲太郎氏は、日本統治時代、台中にある大甲小学校で26年間教鞭をとった。有為転変を経て変わる社会の中でも、最後まで教育の為に全力を注ぎ、かけがえのない命を犠牲にした。彼は、大甲区の住民とって、敬愛と尊敬される存在であった。また、優れた作家としても慕われ「大甲聖人」と呼ばれた。その彼の功績が、時を経た今、益城町と大甲区を緊密な関係へと結ぶきっかけとなる。大甲区王副区長一行計9名は、この会を機に来日し、共に成功を見届けた。また、戎處長「日本精神からみた志賀哲太郎と台湾」をテーマに約400人の参加者の前で50分間の講演を行った。
講演が終わったら、大勢の人が戎處長に挨拶し、話しにはとても素晴らしく、感動しました。また、名残惜しくて、是非、勇退後も元気でいて、頑張ってくださいとはっぱをかけました。
戎處長は、本年7月15日に退職を迎え、41年間の公務員生涯を終える。顕彰会は、特別に歓送会を開き、会員たちとの別れを惜しんだ。
演講会終了後、「日台友好交流会」の茶話会を開き、台湾留学生や熊本で就職している青年、益城町や熊本県民およそ100名が參加した。余興には、漢詩朗読、漢詩吟詩、琴の演奏など、会場の参加者をひとつにする感動させられる内容であった。
戎義俊2018.2.25