マリオ・トヨトシ駐日パラグアイ大使が李逸洋・駐日代表を訪問

　パラグアイ共和国のマリオ・マサユキ・トヨトシ駐日大使（以下、トヨトシ駐日大使）は11月26日、台北駐日経済文化代表処に李逸洋代表を訪問した。双方は台湾とパラグアイの60年間にわたる友好関係や、二国間におけるさまざまな関連計画について、意見交換を行った。トヨトシ駐日大使は、「パラグアイのペニャ大統領は、パラグアイと台湾の友好関係をきわめて重視している。双方は引き続き協力し合い、良好な関係を維持していきたい」と述べた。

　李代表は、ペニャ大統領が今年台湾を訪問し、総統・副総統の就任式典へ出席されたことや、国連総会で台湾のために発言を行ったことに感謝の意を表した。さらに、1991年に台北市議会議員としてパラグアイのアスンシオン市を訪問し、パラグアイが民主化後、初めて総選挙で選出されたアンドレス・ロドリゲス大統領と記念写真を撮り、パラグアイの民主化のプロセスに大変感動したことなどの思い出を紹介した。

　トヨトシ駐日大使は、パラグアイは小さい国ではあるが、国際問題については正義を貫き率直に発言し、台湾とのような民主主義、自由、人権といった価値観を共有する友好関係を堅持しており、台湾とパラグアイの友好関係を引き続き強化していきたいと述べた。

写真：李逸洋代表（右）、マリオ・トヨトシ駐日パラグアイ大使（左）