外交部、日本の衆院選で安倍首相に祝賀メッセージ

　日本では22日に衆議院議員総選挙が行われ、安倍晋三首相が率いる与党・自由民主党が単独で過半数の議席を獲得して圧勝した。選挙の結果を受け、外交部（日本の外務省に相当）は台北駐日経済文化代表処（日本における中華民国大使館）に対し、蔡英文総統の名義で、安倍首相に対して祝賀のメッセージを送るよう指示した。このほか、行政院（内閣）の頼清徳院長（首相）、外交部の李大維部長（大臣）、台湾日本関係協会（台湾の対日本窓口機関）の邱義仁会長らもそれぞれ、今回の選挙で当選した日本の親台湾派議員に対して当選を祝賀するメッセージを送っている。

　また、蔡英文総統は22日夜、台湾日本関係協会の邱義仁会長に指示し、日本台湾交流協会台北事務所（台湾における日本大使館に相当）の沼田幹夫代表に電話を掛け、安倍首相に対して与党圧勝を祝賀するメッセージを伝えた。

　蔡総統は、安倍首相がこれまで中華民国（台湾）と日本の関係を重視していること、日本が長年にわたり、国際組織や国際活動への台湾の参加を支持していることについて感謝の意を示した。また、今後も安倍首相のリーダーシップの下で台湾と日本の関係がより深まり、これが両国民の各方面における福祉を進展させ、地域の繁栄と安定の維持につながることを期待すると伝えた。

Taiwan Today：２０１７年１０月２４日

写真提供：外交部
　22日に日本で行われた衆議院議員総選挙で、安倍晋三首相が率いる与党・自由民主党が単独で過半数の議席を獲得して圧勝した。選挙の結果を受け、外交部（日本の外務省に相当）は台北駐日経済文化代表処（日本における中華民国大使館）に対し、蔡英文総統の名義で、安倍首相に対して祝賀のメッセージを送るよう指示した。