外交部が台湾でのコロナ対策を紹介する初のVR映像を発表

外交部が台湾でのコロナ対策を紹介する初のVR映像を発表

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 外交部(日本の外務省に相当)が21日、新型コロナウイルスに対する台湾の取り組みを紹介する初のVR(仮想現実)映像を発表した。この映像「関鍵三布局」(カギとなった三つの取り組み)は中国語版と英語版が作られており、紹介するのは「台湾モデル」がコロナウイルスを封じ込んだ対応戦略ならびにカギとなった取り組み。陳建仁前副総統が中心となって、台湾がとった周到かつ慎重な態度、迅速な対応、及び前倒しの態勢づくりを説明する。

 同映像の発表会で外交部の曽厚仁政務次長(副大臣)は、外交部が新技術に対応して昨年には「雙橡園」(ツインオークス 中華民国が米国のワシントンD.C.で所有する施設)のVR映像を制作、没入式の特性を生かしたリアルな映像体験が各界から好評を得たと指摘、今年はさらに感染対策をテーマとし、「カギとなった三つの取り組み」をVRで紹介すると説明した。

 曽政務次長は、台湾が感染対策で効果を上げている主な原因は、昨年12月31日に中国の武漢で非定型肺炎と疑われる患者が7人見つかったことを政府が重視し、ただちに乗り出したマスクの生産拡大や水際対策などの措置が全て効果を上げたことだとしている。

 VR映像ではまた、行政院(内閣)のオードリー・タン(唐鳳)政務委員(無任所大臣)による「マスク・マップ」(どの薬局に現在、どれだけマスクの在庫があるかを一目で分かるようにしたアプリ)、「台湾モデル」の共有、陰圧隔離病棟でのケア、空港での疫学調査や隔離管理、ウイルスの簡易検査キット及びワクチンの開発なども紹介。さらに世界での感染状況、ならびにコロナ禍の中でも中華民国が自由民主と強靭な台湾精神を堅持していることにも触れている。

 外交部は11月より総統府に「関鍵三布局」VR体験エリアを設置する予定。総統府の参観者はVRゴーグルを装着し、感染対策を紹介する台湾初のVR映像を体験することで、台湾における新型コロナ対策の成功、ならびに政府と民間が力を合わせた感動的なストーリーに立ち会うことになるという。

「関鍵三布局(Three Crucial Steps)」
 中国語版
 英語版

Taiwan Today:2020年10月22日

写真提供:Youtubeのスクリーンショット
 外交部が21日、新型コロナウイルスに対する台湾の取り組みを紹介する初のVR(仮想現実)映像(写真)を発表した。11月より総統府に体験コーナーを設置する。