謝長廷・駐日代表が「石井苗子と語る『日本・台湾文化交流会』」に出席

謝長廷・駐日代表（中央）、石井苗子・参議院議員（右）、野嶋剛・大東文化大学社会学部教授（左）

　台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表は5月15日、東京都内で開催された「石井苗子と語る『日本・台湾文化交流会』」にゲストとして出席した。このなかで謝・駐日代表は、日本は過去に台湾のインフラ建設の近代化に大きく貢献し、現代の社会文化への影響も大きいほか、戦後は米国の政治的・文化的な影響も受け、さらに自分自身で民主化の道を切り開いたことから日本とも異なる社会文化へと発展していると指摘し、文化交流を通して台日の相互理解が深まることを期待した。

パネルディスカッションの様子

　同交流会のパネルディスカッションでは、ジャーナリストの野嶋剛氏（大東文化大学社会学部教授）がチェアマンを務め、石井苗子・参議院議員と謝長廷・駐日代表がパネリストとして登壇し、台湾と日本の地方交流、女性議員が活躍する台湾、日本人との交流描く台湾映画・文学、台日相互支援と善の循環、半導体の産業連携など幅広いテーマについて語り合った。また、開会に先立ち、馬場伸幸・日本維新の会代表/衆議院議員が挨拶を述べ、同交流会を通して同党と台湾との交流ならびに台日関係がますます発展することを期待した。

開会の挨拶を述べる馬場伸幸・日本維新の会代表/衆議院議員

　会場では横浜中華学院校友会による獅子舞のパフォーマンスが披露され、懇親会では台湾料理や台湾観光紹介ブースも設けられ、和やかな交流会となった。

獅子舞も登場

《２０２３年５月１６日》