G7外相会合が台湾海峡の平和と安定の重要性に言及、外交部が歓迎と感謝のコメント

　G7外相会合の共同声明が台湾海峡の平和と安定の重要性に改めて言及したことに対し、外交部（日本の外務省に相当）が8日、歓迎と感謝のコメントを発表した。以下、その内容要約。

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　G7（主要7カ国）外相会合が7日と8日に日本の東京で行われた。会合後に発表された共同声明では、台湾海峡の平和と安定が国際社会の安全と繁栄のため不可欠であることを改めて確認し、両岸問題の平和的な解決を促すとした。また、台湾が国際組織に「意味ある参加」をすることへの支持も改めて表明した。外交部はG7のメンバーが今年5月のG7サミットに続いて、再び台湾海峡の平和に対する関心及び台湾への揺るぎのない支持を示したことに対し、歓迎と心からの感謝の意を表する。

　近年、中国が口実を設けて台湾への威圧及び軍事的な威嚇を繰り返していることは台湾海峡及び地域の安全保障に深刻な課題をもたらしており、国際社会の高度な警戒を引き起こしている。今年、G7サミット、日米首脳会談、日米韓キャンプデービッド首脳会談など二国間もしくは多角的な会議で発表された共同声明がいずれも台湾海峡の平和と安定の重要性に言及していることは、台湾海峡の安全保障がすでに世界が共に懸念する議題になっていることを表している。

　台湾はインド太平洋地域における責任ある重要な国家として今後もG7のメンバー及び理念の近い国々と手を携えて協力し、ルールに基づく国際秩序を守り、インド太平洋地域の自由と開放性、ならびに世界の平和と安定、繁栄を維持していく。

Taiwan Today：２０２３年１１月９日

写真提供：外交部
　G7外相会合の共同声明が台湾海峡の平和と安定の重要性に改めて言及したことに対し、外交部が8日、歓迎と感謝のコメントを発表した。