台湾、米国、日本、豪州、カナダがGCTF合同委員会を開催

　外交部、米国在台協会（AIT）、日本台湾交流協会、豪州弁事処、カナダ駐台北貿易弁事処の4者は25日、台北市内で2024年「グローバル協力訓練枠組み（GCTF：Global Cooperation and Training Framework）」合同委員会を開催した。英国在台弁事処の関係者もオブザーバーとして出席したほか、関係者が東京、キャンベラ、オタワなどからオンラインで参加した。

　会議では、今年（2024年）のGCTFの活動の成果について振り返ると同時に、来年のワークショップの議題、つまり「新興の薬物犯罪の防止とマネーロンダリングの資金追跡」、「社会全体のレジリエンス構築、整備、対応」、「ネット・ゼロのグリーン貿易と転換」、「人道的支援と災害救助における官民連携」、「海外発の情報操作や干渉への対応」―などについて話し合った。このほか、来年（2025年）はGCTF発足から10年の節目を迎えることから、GCTFのレベルアップや構造転換、今後の計画や戦略の策定などについても意見を交わした。

　GCTFは2015年6月1日に誕生した。これまでに、世界規模の議題について話し合うワークショップを国内外で82回開催し、世界132か国・地域から9,600人を超える政府関係者や学者・専門家らが参加してきた。今後も近い理念を持つ国々の積極的な参加を歓迎し、これからもGCTFの枠組みによる協力を進め、世界が直面するさまざまな問題を解決していきたいとしている。

Taiwan Today：２０２４年９月２７日

写真提供：外交部
　外交部、米国在台協会（AIT）、日本台湾交流協会、豪州弁事処、カナダ駐台北貿易弁事処の4者は25日、台北市内で2024年「グローバル協力訓練枠組み（GCTF：Global Cooperation and Training Framework）」合同委員会を開催した。英国在台弁事処の関係者もオブザーバーとして出席した。GCTFは来年、発足10周年を迎える。